言わずとして知れたガーリックシュリンプの老舗にして超有名店ジョバンニ。
いまやハワイのソウルフードと言ってもいいガーリックシュリンプですが、その火付け役は何といってもジョバンニでしょう。
後発でマッキーズ、フミズ、ロミーズなどなど数多くのガーリックシュリンプ店があり、いまやノースショアに限らずワイキキでも美味しいガーリックシュリンプが食べられる程メジャーなローカルグルメです。
ジョバンニは本店のカフク店とメジャーなハレイワ店がありますが、自分たちはカフク店に行ってきました。
ガーリックシュリンプ
名は体を表す、そのまんまガーリックのエビです。
ガーリックのエビとは大雑把すぎる表現ですが、細かく描写するとしてもガーリックをたっぷり使った油で炒めたエビと表現するのが一番ピッタリな表現だと思います。
このニンニクのみじん切りがたっぷりエビとご飯にかかっていて、調理工程で吸いきれなかったガーリックオイルが皿の底部でじっくりエビとご飯に染み込んだその味は格別です!!
エビとニンニクがダメな人には信じられない食べ物ですが、逆に言えばエビとニンニクが嫌いじゃないなら、そりゃ並んでも食べたくなります。
ちなみにエビの殻をむく派とむかない派に分かれるみたいですが、自分たちはむく派です。
はじめの1尾は殻付きでワイルドにチャレンジしましたが、殻が邪魔で食感もそうですけど味が殻の硬さとケンカしてストレスでしたので、2尾以降は殻をむく派に転向しました。
殻をむいて食感にストレスを感じることなく、殻なしでも十分に味が染み込んだエビは最高です!!
ジョバンニ
ノースショアの名物B級グルメのイメージがあるガーリックシュリンプですが、もともとはオアフ島北部というより北東部に位置するエビの養殖が盛んなカフク地区で発祥したローカルフードです。
そのエビ養殖の町カフクにあるのがガーリックシュリンプの元祖にして本店のジョバンニ カフク店になります。
その人気から観光客にアクセスのいいハレイワにも出店したことで、ツアーやバスなんかでも行けるようになりました。
どちらもラクガキだらけのトラックが名物で、ラクガキはトラックの車体のみならずライトやタイヤにまで書かれていて立ち寄った際には是非記念に自分のサインかマークを残しましょう。
写真はカフク店です。
メニュー
- シュリンプ・スカンピ(一番人気のガーリックシュリンプ)… 14.00ドル
- ホット&スパイシー・シュリンプ(とにかく辛いヤツ)… 14.00ドル
- レモンバター・シュリンプ(さっぱり系)… 14.00ドル
※各シュリンププレート⇒エビ12尾とライス2スクープ(2山)
- ジャンボ・ガーリック・ホットドック(ホットドックといいながらパンでなくライス)… 4.50ドル
※ジャンボソーセージ1本とライス2スクープ
- エクストラ・ライス(追加ライス、ガーリック乗せor無し)…1.00ドル
- ホームメイド・マック・サラダ(手作りマカロニサラダ)…1.50ドル
- 飲み物各種(ミネラルウォーター、ペプシ、ダイエットペプシ、スプライト、パッションオレンジ、緑茶)…各1.00ドル
言葉だけではイメージしづらいという方は英語になりますが、公式ホームページで料理写真確認できます。
注文方法
カフクもハレイワもラクガキだらけの白い名物トラックで調理し販売しています。
注文は右の窓口からオーダーして現金と引き換えに半券をもらい、料理が出来上がったら偏見の番号を呼ばれるので左の窓口から受け取るといったローカル屋台スタイルです。
混み具合
自分たちは10月の土曜日にカフク店に行ったのですが、着いたのは昼の12時というランチタイム真っ最中の時間でした。
事前のリサーチで大混雑を予想し覚悟していきましたが、意外な程すんなり食べれました。
どれ位すんなりかというと、自分たちの前には7組ほどで料理を注文して受け取るまで10分はかからない位です。
席も慌てて確保するようなことなく、料理を注文して受け取ってからでも確保できました。
ただし、屋根のついた席は満席で屋外のピクニックテーブルでしたが、天気も良かったし風もなかったので結果オーライです。
自分たちがちょうど食べ終わるころには席が埋まりだして、ローカルのご家族が席をシェアしましたが大きなピクニックテーブルでしたのでまったく問題ありませんでした。
カフク店とハレイワ店の違い
味については自分はカフク店しか行ったことがないのでハレイワ店との違いは分かりませんが、自分のリサーチした結果はどちらも変わらないという意見とカフク店の方が美味しいという意見に分かれるようです。
2つの意見を鑑みて自分たちとしては、まず本店であるカフク店に行ってみようとなり今回のハワイ旅行ではカフク店に行きましたが、自分たちとしては文句のつけようがない美味しさでした。
次回行く時はハレイワ店に行ってみようと思います。
カフク店とハレイワ店で味以外の目に見える違いをまとめてみました。
カフク店 | ハレイワ店 | |
営業時間 | 10:00AM~6:30PM | 10:00AM~5:00PM |
水道 | 〇(ハンドソープも有) | ×(ウェットティッシュ持参必須) |
トイレ | 〇 | × |
公共機関での行きやすさ | × | △(乗り継ぎで2時間位) |
オプショナルツアー | × | 〇 |
メニューと値段 | どちらも同じ |
カフク店の方はレンタカーでないと行きづらいですが、水道完備でトイレもありなのは便利。
また、あまり遅い時間に行くことはないかなと思いますがカフク店の方が遅く(6:30PM)まで営業しています。
ハワイの有名観光地(?)の割に、いい意味でどちらもローカルを含めた外国人が多いですが、自分たちが土曜の12時にカフク店に行ったときは自分たち以外の日本人はいませんでした。
その他情報として、結構ハエがすごいという情報です。
ただ自分たちはたまたまだったのか、季節的なもの(10月中旬)なのかカフク店だったからかは分かりませんが全然ハエ被害はありませんでした。
いやでも、これは本当にたまたまだと思います。
ほとんどのブログやレビューでハエは覚悟した方がいいと書かれていますから。
カフク店への行き方
カフク店は公共の乗り物で行くのは結構大変だと思いますので、レンタカーの人向けです。
カメハメハハイウェイに面した空き地というか土の駐車場をはさんでお店があります。
ジョバンニカフク店がある場所はジョバンニだけでなく、他にも飲食店やお土産屋さんがあるちょっとしたマーケットみたいな感じの場所です。
カメハメハハイウェイからラクガキだらけのトラックも見えますし、のどかなカメハメハハイウェイで急になんだか車がいっぱい停めてある場所が現れるのでわかりやすいと思います。
カメハメハハイウェイは日本でいうハイウェイつまり高速道ではなく片側1車線の一般道です。
ちなみにアメリカで高速道はフリーウェイといいます。
ワイキキ(ワイキキのシンボルマークであるデューク像起点)から行く場合、東回りで1時間ちょっと。
同じくワイキキからハレイワ経由の西回りで1時間20分程。
ジョバンニのカフク店に行くのなら東回りで行った方が早いです。
対するハレイワ経由の西周りですが、こちらは若干遠回りな上に同じジョバンニのハレイワ店をスルーすると言う非効率的な行き方です。
しかしながら我が家はこちらの西ルートで行きました。
理由は3つあります。
- ブランチとして先にレイズのフリフリチキンを食べたかったこと。
- ノースショアの老舗サーフショップであるサーフ&シーに寄って買い物がしたかった事。
- ノース特有の赤土とドールのパイナップル畑から眼下に広がるノースショアの海を見ながらいかにもノースショアに来ました!! って言うドライブを楽しみたかったから。
まあ、3つ目の理由以外は東ルートでもできますけどね。
ハレイワ店への行き方
あなたがもしレンタカーは借りずにジョバンニのガーリックシュリンプを楽しみたいと思うならハレイワ店一択です。
もちろんハレイワ店も行列ができるほどの人気店ですしツアーにも組み込まれるメジャー店ですので行って間違いはありません。
レンタカーで行く場合は1時間かからないくらいで行けます。
平日の通勤時間帯なんかですとワイキキを抜けるのに渋滞がありますから、もう少しかかるかも知れませんが、いずれにしても1時間前後といったとこです。
公共の乗り物はバスしかないので、同じ西ルートをバスで行く場合は2時間前後かかります。
なおワイキキからハレイワへの直行便はないのでワイキキ→アラモアナセンター→ハレイワで行くルートです。
まとめ
- レンタカー利用ならカフク店がおすすめ(まずは本店を食してみるのもいいかと)
- 公共機関もしくはオプショナルツアーならハレイワ店(もちろんレンタカーで行くのもおすすめです)
- カフク店なら水道があるけどハレイワ店は水道がないのでウェットティッシュ持参必須
- 支払いはキャッシュオンリー(ノースショアの屋台系は現金のみが多いので多少多めに持っていた方がいいかも)
- 何を食べるか迷うなら一番人気のシュリンプ・スカンピを頼めば間違いない
日本人のみならず世界中から愛される味は、ハワイに行くことがあったら是非食べてみてください。
食べれば納得の美味しさだと思いますよ。
自分は思っていた以上に美味しくって感動したので、おみやげにハワイのドン・キホーテでガーリックシュリンプのもとを買って帰りました。
正式名称はHawaiian Style Shrimp Marinadeと書いてあります。
また後日このガーリックシュリンプのもとを使って、ガーリックシュリンプを作ったら記事にしたいと思います。