DIYといえば、最近の流行というより日本でもすっかり定着した感がありますね。
かく言う自分も趣味で色んなものをDIYで作るのが好きで、モノづくりにチャレンジしたりしています。
ここではワンバイ材(1×2とか)やツーバイ材(2×4とか)を使ったDIYについて書いていきます。
Contents
DIY始めてみたいけど道具は何を用意すれば良い?
木材やネジなどの材料は別として、DIYするにあたり下記の道具は必須です。
- 鉛筆
- ボンド木工用
- +ドライバー
- メジャー(巻き尺)
- 定規(出来れば差し金と呼ばれる直角定規)
- のこぎり
差し金やのこぎりはともかく、上記の道具は大体どの家庭にも一つはあるのではないでしょうか。
無かったとしてもホームセンターなんかで入手しやすいごく一般的な道具です。
一般的な道具とは言え、もし新たに購入されるのであればちゃんとした物を購入された方が後々後悔しないと思います。
ただ鉛筆、ボンド木工用は百均でも十分です。
ボンド木工用は50gと一番小さいサイズにはなりますがちゃんとしたメーカーものが売ってますので、とっかかりとしては百均で十分ことは足ります。
ボンドは思ったより使うので大容量のモノを買った方がコスパは良いです。
工具はドライバーだけでも机が作れる
前述した道具は遅かれ早かれ必要になりますが、とりあえず簡単なものを作ってみるだけなら材料は別として、極論になりますが木工ボンドだけでも作れます。
とは言えツーバイ材とか使って作るのだから、棚やテーブルなんかを作るケースが多いのかなと思いますのでボンドだけって言うのは現実的ではないですね。
やはり接続にはネジを使いましょう。
ネジを使うしても、木材とボンドの他にプラスドライバーとネジがあれば作成可能です。
強度を考えるとネジとボンド木工用の併用をお勧めします。
ちなみにこの机は自分が初めてDIYで作ったものです。
今考えると天板をもっと厚くした方が良かったなとか、接続に金物使いすぎたなとか反省点の方が多いですがそれはさておき。
この机を作成した時に使ったものをまとめてみました。
材料(部材)
- 2×4材(柱や棚部分)
- 1×4材(柱や棚部分)
- 12ミリ厚合板(天板部分)
- MDF合板(棚のふた部分)
- ベニヤ版(手前の柱の裏側を黒板にしたのでその土台)
- 木と木を接続するステー
- コースレッドねじ
- ブライワックス(蜜蝋素材のワックス塗料、天板に使用)
- 取っ手(100均)
- 蝶番(100均)
- 棚のふたの角の飾り(100均)
- 黒板塗料(100均)
- 塗料(100均)
使用した工具
- 電動ドライバー(ホームセンターで5,000円くらいのヤツ)
- 塗装用はけ(100均)
こうして改めてまとめてみると材料は結構使いましたね。
ですがここで言いたいのは作成で使用した工具はドライバーのみだと言う事です。
カットはホームセンターのカットサービスでお願いしましたのでのこぎりは使っていません。
と言うかこの時点ではノコギリは持っていませんでした。
木材のカットサービス
木材を買うとしたらどこに買いに行きますか?
おそらく大半の人はホームセンターに買いに行くと思います。
小さなホームセンターでもツーバイ材は大抵売ってますし、大きめのホームセンターに行けばワンバイ材やツーバイ材、更にフォーバイ材まで扱っていてほとんどの規格をカバーしてますから材料に困る事もないでしょう。
大抵のホームセンターは木材を買えば、有料にはなりますがカットしてくれます。
有料と言っても1カット50円程度です。
こちらは近所のホームセンターのサービス料金表です。
有料でカットしてもらうメリットとデメリットをまとめてみます。
- 電動ノコでカットするから切り口がキレイ
- 長さを機械にセットして切るから寸法が正確
- 長尺材をカットするから持って帰るのが楽
- ケガをするリスクを回避できる
- カット毎にお金がかかる(50円×20カット=1,000円)
- カットしてもらう設計図が事前に必要
- 寸法の計算ミス、もしくは変更するとき再度お店に行く事になる
- 土日とかだと混んでいて待ち時間が長く下手すると半日潰れる
- 基本、真っすぐに直角にしか切ってもらえない(
カットサービスを利用したほうがいい?
有料のカットサービスでメリット、デメリットありますがカットサービス利用をしたほうがいい人と電動工具を買っちゃた方がいい人をまとめてました。
- 頻繁にカットサービスを利用する予定がない方
- マンション等で自宅でカットするスペースや木材をカットする音に問題がある方
- 小さいお子さんやペットがいて刃物を使うのに抵抗がある方
- 刃物を取り扱うのが怖い方
- お金に余裕がある方
実際、素人がノコギリで木材カットするってかなりハードだし、まず真っ直ぐに切れません。
- 頻繁にDIYしてカット回数が増える方(50円×20カットを4回以上する=目安として160カット以上なら電動工具買えます)
- 自宅でカットするスペースや音に問題ない方
- 家族の理解が得られる方
- 現物合わせでモノづくりしたい方
- 基本的に自分で一から作りたい方
- お金に余裕がある方
ホームセンターによっては有料で電動工具の貸出サービスもありますから試しに使ってみても良いかも。
最低限必要となるDIYの基本道具
基本となる道具でいくつかピックアップして説明していきたいと思います。
メジャー
これも休日DIYなら百均のものでも問題ないと思いますが、後々の事を考えるとやはりちゃんとしたものを入手したいところです。
ちゃんとした物はしっかりロックされるし先端に磁石が入ってたりと何かと使い勝手は良いです。
また、後にこのサイトでも紹介していくアメリカ的DIYをするならインチサイズと併記してあるもの、もしくはセンチ表示は百均、インチ表示は別途購入を視野に入れても良いかも知れません。
他にもメジャー先端をネジに引っ掛けられる穴があるとか、引っかけて測る時と押し付けて測る時の両方で測定差が出ないようになっているとか便利機能が備わっているので、ある程度良いものをおすすめします。
定規(差し金)
こちらはセンチと尺の表示があるのですが自分みたいな素人にはセンチ表示のやつが無難です。
差し金は長さを測るのはもちろんの事、一番活躍するのは直角に線を引けると言うとこです。
本職の方や上級者は差し金で正確な角度を出したり、正確に弧を描いたり出来ます。
ドライバー(No.2規格のプラス)
一般的に使われているのがこのNo.2規格です。
家にあるプラスドライバーと言えば大体No.2じゃないかな?と思います。
何か小さいなと感じればNo.1かも知れません。
よく分かんないと言う方はドライバーの柄とか軸とかに書いてあるので一度確認してみて下さい。
何かのおまけとか車載工具とかだとNo表記されていないかも知れませんがそういう場合は大抵No.2のケースが多いです。
何も表記されていない場合の確認方法としましては今後使うであろう長さのネジをホームセンターで買って当該ドライバーで回してみると分かります。
材質や長さ、入ってるいる数にもよりますが数十円で売っています。
※その際は使用ドライバーNo.2と書かれているネジを購入するのが条件です!
ネジも大体がこの規格に合うのが一般的ですので先ずはNo.2を持っておけばOKです。
ネジの袋にも使用ドライバーの規格が書かれていますので購入の際は確認しましょう
ちなみにこの規格ですがNo.0からNo.3まであります。 番号が小さくなる程、ドライバーの先が細くなり精密ドライバーなんかですとNo.00とかになりますがDIYで使うとしたらNo.2がほとんど、たまにNo.1って感じです。
上記画像ですと左からNo.1、No.2、No.3となります。
その他の道具は説明不要かな?と思いますので割愛させていただきます。
ツーバイ材って?
一度は聞いた事あると思うのがツーバイフォー(2×4)じゃないでしょうか?
上記画像も2×4材です。
最近はディアウォールやラブリコと言ったアタッチメントを使って壁に穴を開けずに2×4材で柱を作れるものとかも流行ってますから2×4材は一般的な材料として認知度も高いですよね。
話を2×4材に戻しますが、そもそもこの2×4(ツーバイフォー)とは何を意味しているかと言うと、
前の2が高さを表しており単位はインチです。
後ろの4が幅で同じく単位はインチです。
つまり2×4材の高さは2インチで幅が4インチと言う事になります。
ワンバイ材やツーバイ材の大きさを表す単位には注意が必要!!
本来は1インチ=2.54センチのはずが1インチで切り出して、そこから成型するからと言う理由でここで言う1(インチ)は約19mmになると言うちょっとよく分からない大きさになります。
つまりツーバイ材でもワンバイ材でもここで言うワン(1)は約19mmで計算します。 幅も同様の考え方です。
つまり、1から2までは1インチ=19mm、3になると約21mm、4だと約22mmと大きくなるにつれて長さの基が変わると言う事です。
知識として一応書きましたが、ちょっと何言ってるか分かんないですよね。
はい、もうコレ忘れていいです。
かく言う自分も1、2くらいならともかく、それ以外はそういうモノなんだとサイズ一覧を都度確認しています。
次項でワンバイ材、ツーバイ材の大きさを一覧表にまとめましたのでそちらを参考にして下さい。
ワンバイ材、ツーバイ材のサイズ一覧表
まずワンバイ材の規格からです。
1×3、1×4なんかは結構な頻度で使います。
このあたりまでは比較的ホームセンターでも入手しやすいサイズです。
この辺になると使い勝手が良いと言うよりあったらいいながあったと言う感じでしょうか。
もし使うとなると結構大きめのホームセンターでないと置いてないサイズですね。
一番メジャーなサイズじゃないでしょうか?
2×4はDIYをやった事なくても聞いた事ある人も多いと思います。
この辺になるとベンチとかテーブルとか比較的大きめの物を作る時くらいでしょうか。
まとめ
- 簡単なDIYなら、たいてい家庭にあるもので始められる
- もし新たに道具を購入するならちゃんとした物の方が後々役立つ
- 木材のカットホームセンターのカットサービスも一考の価値あり
- ホームセンターとかで電動工具のレンタルを使って試してみるのもアリ
- ワンバイ材の厚みは19mm
- ツーバイ材の厚みは38mm
- その他材料の規格は一覧表で都度確認
モノによっては既製品(例えば収納箱だったらカラーボックスとか)の方が安上がりだったりするので全部が全部DIYで作る必要はありませんが、自分で作ったモノが出来上がった達成感はひとしおです。
DIYする理由の大きな要因は何といっても自分が望むものが自分で作れることだと思います。
もちろん技術や道具の課題はありますが、技術にしても出来ることが増えることは楽しいですし、必要に応じて必要な道具があることを知って揃えていくことも楽しいです。
それに自分で作るわけですから、各ご家庭にあった大きさや高さを合わせて作れます。
簡単なものから是非DIYを始めてみてはいかがでしょうか。