モアナサーフライダー、白亜の宮殿ともワイキキのファーストレディとも呼ばれワイキキのランドマーク的ホテルといっても過言ではないと自分の中で憧れていたホテル。
そんな憧れのホテルに泊まってきました。
今回行ってきたハワイ旅行は4泊6日の旅程だったんですけど、3泊はヒルトン・ハワイアン・ヴィレッジ・ワイキキ・ビーチリゾートにヒルトングランドバケーションズ(以下HGVC)タイムシェア販売説明会でゲットした無料宿泊券で泊まり、1泊はモアナサーフライダーにspgアメックスの無料宿泊特典を利用して泊ってきました。
日程 | 宿泊先 | 宿泊方法 |
1泊目 | モアナサーフライダー・ウェスティン・リゾート&スパ・ワイキキビーチ | spgアメックス 継続特典 |
2泊目~4泊目 | ヒルトン・ハワイアン・ヴィレッジ・ワイキキ・ビーチリゾート | ヒルトン タイムシェア販売説明会 参加特典 |
今回はこれからモアナサーフライダーに宿泊してみようかな?ハワイに行くとしたらどこに泊まろうかな?もしくはspgアメックスの無料宿泊特典使ってモアナサーフライダーに泊まってみようかな?とハワイ旅行をお考えの方に向けて書いていきます。
Contents
モアナサーフライダー・ウェスティン・リゾート&スパ・ワイキキビーチ
1901年に創業したワイキキ最古のホテルで別名「ワイキキのファーストレディー(貴婦人)」とも呼ばれワイキキビーチのランドマーク的ホテルをいっても過言ではないその建物。
オンザワイキキビーチでありホノルルのメインストリートであるカラカウア通りに面した好立地にありヴィクトリア調建物はひときわ目を引きます。
名物のカバードポーチにあるロッキングチェアもいい感じです。
写真では子供たちがリラックスしていますが、実際にリラックスしているのは外国人の大人たちが多かったです。
他にもサーフライダーの名を冠しているだけあってサーフボードの始祖というか、当時の波乗り板なんかも展示してありました。
サーフィンの歴史についての解説もあります。
そんなモアナサーフライダーですが、ウェスティンと名が付くようにマリオット・インターナショナル系列のホテルです。
マリオット系列の日本になじみのあるホテルとしては以下の所でしょうか。
- リッツカールトン
- シェラトン
- ウェスティン
- マリオット
- コートヤード などなど
客室
モアナサーフライダーはヴィクトリア調の白い低層タイプの建物に目を奪われがちですが、実は3つの棟から出来ています。
- タワー…海から見てヒストリックの左側に位置する高層な建物
- ヒストリック…フロントがあるヴィクトリア調の建物
- ダイヤモンド…海から見てヒストリックの右側に位置するヒストリックと同階の建物
それぞれの棟でオーシャンビューやシティビュー、プレミアやスイートなど様々な客室があり全部で15タイプの客室となってます。
その中でも大人2人、子供2人の4人家族で検索すると以下のような7タイプの部屋が表示されます。
- ダイアモンドシティ, ゲストルーム, 2 ダブル, シティビュー
- ヒストリックバニヤン デラックス, 大きめ ゲストルーム, 2 ダブル
- タワー シティ, 大きめ ゲストルーム, 2 ダブル, シティビュー
- タワー パーシャルオーシャンビュー, 大きめ ゲストルーム, 2 ダブル
- ダイアモンド オーシャンフロント, ゲストルーム, 2 ダブル
- タワープレミアオーシャンビュー, 大きめ ゲストルーム, 2 ダブル
- タワー プレミアオーシャンスイート, 1ベッドルームスイート
ダイヤモンドシティから始まり当然最後のプレミアオーシャンスイートが一番良い(高い)部屋です。
今回我が家が予約した部屋はspgアメックスの無料宿泊特典(50,000ポイント相当)なので一番安いダイアモンドシティ, ゲストルーム, 2 ダブル, シティビューでした。
spgアメックス
少し話がそれますが、先程からちょこちょこ出てくるspgアメックスとはなんじゃい、と思う方もいると思いますので少しspgアメックスについて触れておきます。
そもそもはspg(スターウッド・プリファード・ゲスト)のアメリカンエキスプレスカードで所持するだけでspgアワードのゴールド会員になれるというクレジットカードです。
spgアメックスはアメリカンエキスプレスカードのゴールドカード(カード自体は赤いですが)相当で、さまざまなメリットがありますが最大のネックは高額な年会費です。
34,100円という高額な年会費を払っても年一無料宿泊などのメリットをはじめ数々のベネフィット(恩恵)が高額な年会費を上回ると人気のクレジットカードですが、そのメリットの一つにマリオットボンヴォイのゴールドエリート資格があります。
spgが2015年にマリオットに買収された事で2019年2月よりマリオット・ボンヴォイというロイヤリティプログラム(要はマリオットの会員)になっています。
その名がspgからマリオットボンヴォイに変わってもゴールドステータスはそのまま引き継ぐことが出来ますので、spgアメックスを所持しているだけでマリオット・ボンヴォイのゴールドエリートとして継続できます。
マリオット・ゴールドエリートの特典
ゴールドエリートの特典はたくさんあるのですが、中でも大きいのは部屋の無償アップグレードです。
まあこれは部屋の空き状況にもよるサービスなのでアップグレードされない場合もあるのですが、楽観的な自分はたいていアップグレードされるものとたかをくくっていました。
部屋のアップグレード
モアナサーフライダーに予約を入れた時点でアーリーチェックインとレイトチェックアウトのリクエストをしておきました。
アップグレードを期待して予約を入れた場合はアーリーチェックインしない方がいい部屋にアップグレードされる(早く入れるには当然開いている部屋からあてがいますから)らしいです。
言われてみればいい部屋に宿泊する人=エリート会員=レイトチェックアウトみたいな図式が浮かびますから一理あるかも…
あくまでうわさで確証はありませんが、参考までに。
話を戻しますと自分たちがハワイに到着したのは午前7時20分着の便で、ホテルに着いたのは午前9時過ぎでした。
フロントでチェックインする際、アーリーチェックインリクエストしていると言ってみましたが答えは無理との事。
ここで前述したうわさ話(より良いアップグレードを期待するならアーリーチェックインしない方がいい)が頭をよぎった自分は潔く、それはもう潔すぎるくらい潔くOK!とアーリーチェックインは諦めます。
フロントの方も携帯の番号教えてくれれば部屋の準備が出来次第連絡するとの事でしたので自分の携帯番号伝えておきます。
更にシャワーは浴びますか?との提案があったのでお言葉に甘えホスピタリティルーム(宿泊者が部屋に案内される前にシャワーを浴びたり小休憩する為の部屋)を借りました。
45分間のみの使用ですが、昨夜日本を発って以来シャワーを浴びていなかったのでありがたく使わせて頂きます。
ホスピタリティルーム
結論から言うとモアナサーフライダーのホスピタリティルームは実に素晴らしい部屋でした!!
疲れと感動のあまり部屋の全体写真を撮り忘れました、すみません。
少しでも参考になればと間取り図だけでも作ってみました。
こんな感じの部屋で広さは約8畳くらいだったと思います。
部屋の全体写真はありませんが、デイベッドの写真で雰囲気が伝わるでしょうか。
45分フルに使いさっぱりさせて頂きました。
201号室と202号室の2部屋が用意されているみたいのでチェックインするまで時間のある方は借りてみてはいかがでしょうか。
チェックイン時間の15時に再訪
ホスピタリティルームでさっぱりした後は、お隣のアウトリガー・ワイキキビーチ・リゾートに入っているデュークス・ワイキキで遅めの朝食をとったりアラモアナやウォルマートに買い物行ったりで結局15時に戻ってきました。
その間、携帯は鳴らなかったので準備は出来ていなかった様です。
再度フロントに行きチェックイン出来るか確認すると、フロントの方がパソコンを見ながら何やら考えています。
悩んでいるようなので『アップグレードよろしく頼みます』と申し出てみると『OK、ちょっと待っててすぐ戻るから』とフロントの方が一旦バックヤードに下がるもしばらく出てきません。
期待と不安が入り混じりながら待つこと5分くらいでしょうか、フロントの方が戻ってくると何やらピンク色の紙を手にしています。
要はもう少し時間をくれないかと、その間これ(ピンクの紙)でホテル内のレストランで飲み物が飲めるからお茶でもしてもう少し待っててくれとの事。
正規のチェックイン時間は過ぎているので文句を言ってもいいのでしょうが、アップグレードを期待する下心をもつ自分たちは素直にいう事を聞いて時間をつぶすことにします。
自分たちが時間を調整したのは、ビーチに面したその名もザ・ビーチ・バーです。
ここでビールを飲んで待ちます。
ザ・ビーチ・バーはホテルの中庭にある大きなバニヤンツリーの下にあるバーで雰囲気は最高でした。
写真にも写っている各テーブルのテント、日よけの役割ももちろんあるのでしょうけどこの季節はバニヤンツリーの実からテーブルを守る役割も果たしています。
実際、自分たちがビール飲んでいる間もバニヤンツリーの実がボトンボトンと落ちてテントにあたっていました。
しかし、バニヤンツリーの実うんぬんを差し引いてもオンザワイキキビーチで飲むビールは格別です。
大人がビールを飲んでいる間、ハワイの海を目の当たりにした子供たちは当然のごとくビーチで遊びたいと言い出したので遊ばせました。
これもオンザビーチですので目の届くところどころか目の前で子供たちが遊んでいるわけですから安心です。
ちなみに一歩ビーチに出て見える風景がこちら。
反対のシェラトン側。
これぞザ・ワイキキ!! といったロケーションじゃないでしょうか。
そんなこんなで15分くらいのんびりしたところで自分のスマホが鳴りました、部屋の準備が出来たからフロントまで来てくれと。
無料宿泊特典で泊まった部屋
予定時刻より数十分待たされて案内された部屋はタワー パーシャルオーシャンビュー, 大きめ ゲストルーム, 2 ダブル!!
しかも角部屋!!、残念ながら海側の角部屋ではなくカラカウア通り側でしたが角部屋です。
シティ側とは言え2面採光の部屋で明るく、ラナイに出ればヤシの木越しに青い海が見える、とどこかで聞いた歌詞そのままです。
想像以上のアップグレードでした!!
当初予約入れていた最安値のダイアモンドシティ, ゲストルーム, 2 ダブル, シティビューから3ランクアップです!!
いやぁ待たされた甲斐がありました、しかしながら残念なことに1泊です。
逆に言うと1泊だからここまでアップグレードしてくれたのかも知れません。
なにしろレイトチェックアウトは出来ないと言われましたから(翌日交渉して12時チェックアウトにはなりましたが)。
間取り図
泊った部屋は図と上下逆で、図でテレビがあるところは狭いながらもベランダがあったので窓ですし、横幅というかベッドからラナイまでもう少し広くチェストとテレビがありスーツケース2個は余裕で広げられるスペースもありました。
チェックアウト間際のこれから荷造りするところで部屋が散乱してるので載せるか迷いましたが参考になれば(ラナイから撮った図で、写っていない足元はスーツケース2個広げられる程のスペースがあります)。
あと特筆すべき点は、海外にはめずらしくウォシュレット付きトイレでした。
ラナイ
ラナイも広く取られていて大人2人余裕で足を延ばしくつろげます(写真は子供たちがハワイのセブンイレブンで買ったハーゲンダッツ食べてくつろいでいますが)。
前述しましたが海も見え、反対側はカラカウア通りとインターナショナルマーケットが見えます。
モアナサーフライダー立地
言うまでもなく便利な立地です。
ホテルを出て右に行けばあの有名なデューク・カハナモク像があり、左に行けばロイヤルハワイアンショッピングセンターやポリネシア風で人気のレストランデュークスやチーズケーキファクトリーと食事にショッピングにと何かと便利です。
ちなみに、日本ではプレミアム価格になっているディーン&デルーカのハワイ限定トートバック購入をお考えの方は、お隣のロイヤルハワイアンショッピングセンター内にディーン&デルーカがありますので、早朝から並ぶ方にはアクセスがいいですよ。
まとめ
- spgアメックス所持で継続特典として1泊無料(50,000ポイント相当)で宿泊できる
- 50,000Pで宿泊できるホテルは2019年より発足したハイピーク・スタンダード・ローピークと時期によって変動あり
- 無料宿泊特典で泊まってもspgアメックス所持でゴールドエリートなので部屋の無償アップグレードはされる(部屋の空き状況による)
- ゴールドエリートだとレイトチェックアウト(通常11時チェックアウトが14時チェックアウト可、但しこれも部屋の混雑状況によって不可の場合あり)できる
- 確証はなくウワサ話レベルですがアーリーチェックインしな方がより良い部屋にアップグレードされる?
- アーリーチェックインしないならホスピタリティルームを借りてシャワー及び小休憩するのがおすすめ
spgアメックス所持のベネフィット(恩恵)は色々ありますが特筆すべき点にしぼって今回の旅行で良かった点を挙げてながらモアナサーフライダーについて書いてみました。
spgアメックスは年会費が高額(年会費34,100円税込)なクレジットカードですが年に1回は旅行するなら元は取れますし、旅行をするもしくはしたいなら完全に元手以上の恩恵にあずかれますので未所有の方は一考されてみてはいかがでしょう。
今回はモアナサーフライダーに泊まりましたが、シェラトンでもロイヤルハワイアンでもリッツカールトンでも同じように無料で宿泊できます。
あ、別にハワイに泊まらなくともspgアメックスの無料宿泊特典は全世界7,000件以上のホテルで使えるので年に1泊は無料で宿泊できます、言い方を変えると毎年1回は旅行に行けますし飛行機のマイルに替えることも可能です。