ルミエールランタンとはキャンプ用品メーカーの大手コールマン社から販売しているLPガスを使用したランタンです。
もともとキャンパーの間ではオシャレかつ気軽に使えて実用的だと評判だったルミエールランタンですがインスタグラムや芸能人が使用している事で一気にその人気が爆発しました。
キャンプなんかでは定番のLPガス缶を燃料としながら、ガス缶に直接ランプを取り付けるだけでマントル(光源となる布)も不要なシンプルさからゴリゴリのキャンパーでなくとも簡単に使用できる事も人気の要因だと思います。
Contents
コールマン ルミエールランタン
コールマンのルミエールランタンは2ラインの販売です。
ひとつはコールマンのイメージカラーでもある味わい深いグリーンのガス缶と合わせて使用するスタンダードなタイプ。
出展:コールマン
このセンス何とも言えません、コールマンのテントを彷彿させる味わいのあるグリーンに黄色と赤の文字が山小屋というかレトロなキャンプ感というか山岳感をかもし出し良い雰囲気です。
その深いグリーンとマッチするように濃いめのあめ色グローブ(ガラス)がまたいい味出しています。
インディゴシリーズ
もうひとつはコールマンとオシャレアウトドア会社monroがコラボしたインディゴシリーズ。
出展:コールマン
インディゴシリーズはそのシリーズ名通り、デニム柄やインディゴカラーを多用した色使いで展開しておりLPガス缶も白地にインディゴブルーの文字でさわやかです。
白い缶に合わせるようにスタンダードタイプより薄いあめ色のグローブ(ガラス)で、模様のエッチング(すりガラス状)加工がこれまたオシャレ。
どちらを選んでもオシャレなランタンであることは間違いないですが、インディゴシリーズの方がコラボして手がこんでいる分、価格が若干高くなってます。
外箱
インディゴシリーズだけあって外箱もインディゴブルーです。
箱に書いてある”揺れる炎でやさしく照らすキャンドル風ガスランタン”、これで機能すべてを物語っていると言ってもいいでしょう。
ルミエールランタンの特性を一言で語るならこれにつきると思います。
裏面です。
ILルミエールランタン専用ケース
こちらもインディゴシリーズのイメージカラー通り、白にインディゴブルーの文字です。
ランタン本体とガス缶の接続部
本体の外観は前述の写真でお判りいただけたと思いますが、ガス缶との接続部はこのようなネジ式になっています。
ボルトナットでいえばボルト(受ける側)になっています。
インディゴシリーズガス缶
インディゴシリーズのガス缶なので当然インディゴシリーズの意匠です。
アウトドアに興味がある方にもルミエールランタンにだけ興味がある人にもわかりやすく説明するためにこの記事ではあえてOD缶ではなくガス缶と言っています。
OD缶は屋外で使用するために作られたガス缶ですので、気温(寒さ)に影響されにくい特徴があります。
逆に屋外というよりは室内で使用する前提のカセットボンベ、家で鍋なんかするときにカセットガスコンロで使うヘアスプレー缶みたいな円筒状のガス缶はCB(カセットボンベ)缶といい、寒いと出力が大きく落ちます。
当然、CB缶でルミエールランタン使うことは接続部が違うので物理的に無理です。
ガス缶とランタンとの接続部
先ほどのランタン本体がボルトナットのナットならば、こちらはボルト(挿す側)です。
ランタンとガス缶とがボルトナットでしっかり結合し安定します。
ルミエールランタン完成
ランタン本体とガス缶を結合させ完成となります。
ガス缶自体そこそこの重さがあり、ルミエールランタンも軽量なのでしっかりと安定して自立します。
耐熱ガラスに覆われているとはいえ、裸火なので一酸化炭素が発生します!!
必ず近くに燃えるもののない屋外で使用しましょう!!
実際に点灯した状態
使用時の状況
- 時期 … 2019年11月中旬
- 時間 … 7:00PM頃
- 場所 … 神奈川県南部
- 気温 … 9度くらい
前述したようにOD缶なので、この程度の気温ではあまりガス出力に影響はありませんが参考まで。
ガスの出力をちょうどいいくらいに調整した状態の明るさです。
写真では少し暗く映っていますが、実際は揺れる炎がグローブ(ガラス部)に描かれた模様の影を揺らし雰囲気バッチリ!!
ガス出力 ~最大~
同じ状況でガスの出力を最大にしてみました。
めっちゃファイヤーして火柱となり噴き出しています!!
ガス出力 ~最小~
小さな炎がユラユラとかわいらしいですが、結構暗く相手の顔も見にくいし本を読むには暗すぎるので使いようはないかな…?
やはり適量での使用が一番ですね!!
ガス出力 ~適正~
ガスの出力を適正に戻し、下からあおって撮ってみました。
ガス部に目線を合わせて。
自分の撮影技術が未熟なため、暗く写ってしまい申し訳ありませんが雰囲気だけでもなんとか伝われば幸いです。
価格
コールマンの公式オンラインショップの価格(いわゆる定価)。
スタンダードタイプ | インディゴシリーズ(IL) | |
ルミエールランタン | ¥5,980 | ¥7,980 |
グローブ(ランタンのガラス) | ¥2,990 | ¥3,300 |
LPガス燃料(230g×24個) | ¥15,312 | ¥18,480 |
LPガス燃料(470g×12個) | ¥11,880 | ¥14,520 |
※上記価格は2019年12月現在の価格です。 |
LPガス1個での単体販売は公式オンラインショップでは扱いがないので、参考までにインターネットショッピングのLPガス燃料1個あたりの販売価格がこちら。
スタンダード | インディゴ | |
LPガス230g(インターネットでの1個販売) | ¥638(セール¥506) | ¥748 |
LPガス470g(インターネットでの1個販売) | ¥990(セール¥802) | ¥1,101 |
※上記インターネット価格は2019年12月現在の価格です。 |
上記のように公式にしてもネットにしてもインディゴシリーズの方が高く設定されています。
楽天でルミエールランタンとガス缶セットでかなりお買い得な案件ありました(2020年1月案件)。
Coleman(コールマン) ルミエールランタン 純正LPガス燃料[Tタイプ] 205588 5103A230T 価格:4,791円 |
インディゴシリーズだとお買い得なセット品販売は無いみたいですが、一時は品切れでプレミアム価格がついたりした事もあったので定価でも決して損ではありません。
Coleman(コールマン) IL ルミエールランタン インデイゴ 2000031624 価格:7,981円 |
ガス缶も楽天でお買い得な案件がありました。
コールマン Coleman キャンプ 純正LPガス燃料 Tタイプ 230g 5103A230T 価格:540円 |
インディゴもスタンダードより高いですが定価よりお買い得な案件ありました。
コールマン Coleman INDIGO LABEL インディゴレーベル IL 純正LPガス Tタイプ 230g インディゴ 2000031627 価格:671円 |
まとめ
- ルミエールランタンはスタンダードとインディゴの2ライン(種類)がある
- ランタン本体とガス缶を接続するだけの簡単設置
- マントル(光源となる布)不要ですぐに点灯可能
- ガス量の適正使用
- 燃えやすいものを近くに置かない
- 一酸化炭素発生するので屋外使用が前提というか絶対条件
- インディゴシリーズの方がスタンダードより若干高額設定
いかがだったでしょうか。
アウトドアで活躍はもちろんの事、ウッドデッキやベランダでも手軽に使えて雰囲気もバッチリのルミエールランタン。
一家に一台あると便利だと思いますのでご参考まで。